「くたばれ、眼鏡情報!人まね禁止」
書いてるやつらも素人だ!大丈夫!書を捨てて街へでよう
      ・・・・・続、さらばブランド、こんにちは、わたし・・・・・


かくして、そんな風にしてスタートしたわけでしたが、デッドスックのすべてが戦力になるわけがない事は、
言うまでもありません。満足して店内にディスプレイ出来たものは、10%にも満たず、
20坪の店にフレームが300本という有様でした。当然、苦しい戦いはさけられず、
それも、長期戦となりました。戦意はあるのですが弾薬がない。2年あまり続いたでしょうか・・・・・・

そんなある日、オープン、に際していろいろと、相談に乗っていただいただいた、
原宿のオプティシャン・ロイドの阿部さんから、
「ちょっとおもしろいフレームが、ドイツから来たけど、見てみる?」と、連絡がありました。

藁をもすがるおもいで、そのフレームの到着を、心待ちにしていますと、
ほどなく、ドイツから5本のフレームが、届きました。

ケースを開けると、キャンディーのような可憐なセルフレームが、目に飛び込んできました。
私は南座の客席にいるがごとく、そのフレームに声をかけました。
「まってました!」    続く。