「くたばれ、眼鏡情報!人まね禁止」
書いてるやつらも素人だ!大丈夫!書を捨てて街へでよう
      ・・・・・もともと僕らは、ただの眼鏡屋でっせ・・・・・・

私が言いたいのは、良いチョイスをする為には、この手の <情報の為の情報 >を、
いかにして見破って排除するか、につきるわけです。
前にお話したように、乗ってはいけない話を 見破って、排除すれば、
いいものは 勝手に目の前に 現れて来るのです。

そのためには、デザイナーより 皆さんのほうが偉いという事を、決して忘れてはなりません。
これは 本当の話で、デザインでも 芸術でも 作り手は 良い評価の得られるものを、
もしくは、自分の思いのままに ただひたすら作る、それしか考えていません。

でも、受け取る側の 私たちは、そこに いろんな価値を 見つけ出します。
面白いことに 作り出した人は 、これに気が付きません。
そこに、私達がそれに見つけた いろんな価値の方が、
作者より その物の本質をついてるという現実が、あらわれてくるのです。

無謀な話のように思われるかもしれませんが、事実であり、真実です。
だから、素直な気持ちで、作者より上に立つこと。
「このブランドのコンセプトは 私にあっている」 のではなく、
「私のコンセプトに このブランドがあっている」 間違いなく、こうあるべきです。    続く。