「くたばれ、眼鏡情報!人まね禁止」
書いてるやつらも素人だ!大丈夫!書を捨てて街へでよう

ずいぶん前の話ですが、「笑っていいとも」のテレホンショッキングで、
ある女優さんに タモリさんが「ずいぶん シンプルな服をきておられますね。」

すると、その女優さんは、「あまり、凝ったものはすきでないので・・・・」
「でもそんなにシンプルなのに、なんかおしゃれに思うなあ・・・・・」 
そう言ったタモリさんは、カメラのほうを向くなり、例のごとく、うすら笑いを浮かべながら、
「お前さん達とは、ちがうんだよ。」・・・僕じゃありません。タモリさんです・・・・・と、言い放ちました。

これ、残念ですが、正解です。
デザイン性の強いものの方が、シンプルなものより、こなすのが難しそうに思いがちですが、
実は逆。シンプルなものをおしゃれに見せるほうが、ずっとむずかしいのです。

考えてみてください。フチなしのフレームは、あんまり似合わない方って いらっしゃらないと思いますが、
じゃあ おしゃれに見えるかといわれると、難しい話です。
みんなに似合うがゆえに、おしゃれに思わす事は、至難の業です。

逆にデザイン性の強いフレームは、こなすのは難しくても、一度、こなしてしまう、
もしくは、開き直ってしまえば、あとは周囲が「あんなフレーム、はめこなして、おしゃれだなあ」 と、
勝手に思ってくれます。

くせのあるものを 無いように見せるより、くせの無いものを ある様に、
そして、おしゃれに見せること、この方が、数十倍、難しいわけです。   続く。