「くたばれ、眼鏡情報!人まね禁止」
書いてるやつらも素人だ!大丈夫!書を捨てて街へでよう

今回から 数回にわたって、店舗デザインについて お話させていただきます。

私たちのオーグリー、ロジータとも、デザイナーは 荒井 弘氏にお願いしました。
2004年、築100年以上の木造の長屋の1階だけを使用してましたが、
9999の専門店をやりたいので 2階を使った店舗にする必要がありました。

雑誌のクラブフェイムの松本君に、「誰か、いいデザイナーを」と尋ねますと、
二つ返事で 荒井氏の名前が返ってきました。

もっとも私は存じておりませんでしたが、彼が関西を代表するデザイナーである事を、
多くの人は知っていました。そして何と、その事務所は、オーグリーの裏、
歩いて3分のところにありました。

数日後、私たちの前にやって来た彼は、私たちの話を聞き その長屋を見るなり、
「吹き抜けで行きます。そして階段はど真ん中」
えっ?とビックリする私たち。

そして 初対面にもかかわらず、その狙いは、寸分たりとも 
的をはずしていないという自信に満ち溢れているのが、ひと目で分かりました。

即ち、たとえ 店が狭くなっても、上ろうとする気が起きる階段でなければならないこと、
そしてその階段が、店の顔になるということ。

その日からオーグリーは、生まれ変わる為に、彼に身をゆだねる事になったのです。
そして、私たちも・・・・・・続く。