「くたばれ、眼鏡情報!人まね禁止」
書いてるやつらも素人だ!大丈夫!書を捨てて街へでよう

しばらくして、図面が出来上がってきました。
でも、正直言って えらく あっさりした印象で、これでホンマに大丈夫かいな
と思ってしまいましたが、彼は自信満々でした。

先日にお話したように、私たちの店は木造です。
よく考えれば、日本中のコンセプト系の店で、木造って私とこだけかもしれません。
彼はそこに目をつけました。

即ち、京都の町屋という武器を 捨てる手は無い。
ただし、今、そこらじゅうで見かける 町屋を利用した飲食店の様になる事を 極力避ける為、
明るくて モダンなデザインを用いて 全く新しい 京都の町家風の店を、表現しようとしたのです。

でも、私たちは 工事が7割ぐらい進むまで、
それには まったく気が付きませんでした。

無理もありません。
京都に住んでいて 多くの町家、もしくはそれをリニューアルした店は、
嫌と言うほど見てきましたが、
こんな発想は、メガネ店どころか どんなショップにも見られない、
全く新しいものだったのです。。
素人の私たちが 分からなくて当たり前でした。  続く。