「メガネ越し、傍目八目(おかめはちもく)、右も左もぶっとばせ!」




WBC二連覇の余韻も手伝って、「センバツでも観にいくか」と
先日、甲子園に行って来ました。春のセンバツを観にいくのは二十五年ぶり。
PLの桑田、清原が決勝で伊野商に敗れた試合以来です。
あの時私、二十七歳。あぁ・・・そんな時もあったのか。




で、お目当ては、この後、準優勝した菊池投手を擁する花巻東
サウスポーの彼の投球がよく見えるように、
やや一塁よりのバックネットに陣取り、
阪神百貨店の地下で買ったお弁当とビール片手にゆっくりと野球観戦。




結論から言うと、やっぱり評判どうりの凄いピッチャー。
好投手特有のいわいる「エモンかけが外れてる」
(投球する時に肩から力が抜けている)。




力みがないので、ムチのようにしなりながら
ボールをはなすリリースの瞬間だけに力が集中する。
勿論そうなると、腕は体よりかなり後から出てくる感じ。
当然バッターにしてみればボールの出所が解りにくく、
体感速度はスピードガンを上回るものと思います。しかも左。




こりゃドラフトで多くのチームが指名してくるのは間違いなし。
久しぶりに左の超高校級を見た思いでした。
これから夏もあります。怪我なく無事にと願うばかりです。   


 

PS  その日は曇り。ビール飲んでたらあんまり寒いので、
おねえちゃんが売り歩いてる焼酎のお湯割りに・・・
と注文して受け取ったらお湯が人肌。
こんなもん飲めるか!ちくそー