「メガネ越し、傍目八目(おかめはちもく)、右も左もぶっとばせ!」






寒い日が続きますね。
今日はちょっと暖かくなる「長嶋ネタ」を見つけたので
それで暖をとりましょう。




ベーブ、あのまるっちい大久保選手が話してました。
広島対巨人戦のこと。最終回、広島は一打サヨナラのチャンスを迎え
バッターボックスは四番の江藤。キャッチャーズサークルには大久保。



何とか江藤選手の読みをはずして切り抜けたいところ。
どうリードしようかと思いをめぐらせてるところに
ベンチの長嶋監督から大声で指令が飛びました。



「ブーちゃん!江藤には変化球はだめよ!ストレート一本!」
ジェスチャー付きです。大久保選手いわく、
「あの人は宇宙人。試合にのめり込むと
自分とキャッチャーの間に専用回路があると思ってしまう」



バッターボックスの江藤は、もう大声で笑っています。
プロの選手は球種がわかれば、まず打ちこなします。
江藤は大久保に「ブーさん、ほんとにいいんですか?」
でも監督の命令、ブーちゃん、怒りと諦めのハーフアンドハーフで
「いいよ!もう!好きにしろよ!」



ほどなく投げられた直球は快音を残して
左中間を抜けていきました。ゲームセット。



重い足を引きずりながらベンチへ帰った大久保選手を待っていたのは
鬼のような形相の堀内投手コーチ。
いきなり「おい大久保!何であそこでストレートなんか投げさせたんだ!」
「だってコーチ、監督がストレート投げろって・・・・」
「だから俺がいつも言ってるだろう!監督の言うことは聞くなって!」


暖まりましたか?