「メガネ越し、傍目八目(おかめはちもく)、右も左もぶっとばせ!」






木村拓也コーチの容態が、悪化の一途を辿っているようです。
なんとかならないものか・・・・・。


ウィキペディアで、その足跡をたどってみたところ
その野球人生も、まさしく裏方を務めあげたといえるものでした。



ドラフト外で日ハムに入団。広島、巨人と移り
ピッチャー以外のポジションをすべてこなすプレーヤーとして、前年まで活躍。
どこでも守れる選手としてアテネ五輪にも代表に選ばれました。



去年のシーズン終盤、ある試合でジャイアンツのキャッチャーが
デットボールのためにいなくなり、急きょマスクをかぶって
リード巧みに最終回を抑えきって
原監督に抱きかかえるようにベンチに迎え入れられたシーンが思い出されます。



対広島戦で、一二塁間のヒット性の打球を、後輩の東出にキャッチされ
次の回に同じセカンドの守備についた時に指でグランドの砂に
「バカヤロー」と書いたそうです。
そして次の回の守備についたら、こんどは東出の字で
「スミマセン」と返事がしてあったそうな・・・・・。



移籍したチームですぐにコーチに就任するのは
よほど人望がなければありえないことです。
ただひたすら、神に祈るのみです。
何とか助けてあげて下さい。