「メガネ越し、傍目八目(おかめはちもく)、右も左もぶっとばせ!」




十一日付けのニューヨークタイムスは
阪神大震災時に東京支局長だった
ニコラス・クリストフ氏のコラムを掲載した。



「今日、私たちの気持ちは日本の人々と共にある。
阪神大震災の取材の際、商店の襲撃や
救援物資の奪い合いも見られず、市民は勇気と団結
そして共通の目的の下、苦境に耐えていたことに感嘆した」と記した。



そして「仕方がない」「我慢」という日本語を紹介。
「日本の人々には、高貴な忍耐力と克己心がある」と讃え、
「これからの日々、日本に注目すべきだ。
間違いなく学ぶべきものがある」と結んだ。


私達を、尊敬の念をもって見つめてくれる方々が
世界中に存在することを、強く認識した一日だった。

                続く。