「メガネ越し、傍目八目(おかめはちもく)、右も左もぶっとばせ!」





菅さん、ロープ際。野党と対峙してる最中に
かってのジムの会長から裾ふんずけられちゃいました。



どっちにしてもこの人、ここしばらく三十キロ圏内には
十年住めないと漏らしたり、とにかく空から水を撒けと怒鳴ったり
党内の合意もなしに谷垣さんに電話して連立をもちかけて
「政策の擦り合わせもなしに連立は出来ない」と言われて
「共同して責任を取るつもりはないんですか!」と叫んだり
おおよそ未曾有の危機に立ち向かう一国の宰相とは思えぬ狼狽ふり。
早く辞めたほうが、東北のためによいでしょう。





こんなときにいてくれたら・・・・と思うのが
かっての官房長官後藤田正晴さん。
あのおじいちゃんがいてくれたら
こんな政府の醜態をさらすことはなかったでしょう。



三原山噴火の全島民避難を迅速にやってのけたのもこの人だし、
古くは浅間山荘事件の最高責任者でもありました。



かっての阪神淡路大震災の時に、
右往左往する社会党の村山総理を見かねて
部下に「すぐに村山を助けろ。彼は良い男だ」
と部下を官邸に差し向け
将来の出世を考えて村山首相の言うことを聞かず
協力もしようとしなかった官僚を
怒鳴り上げて動かしたのもこの人でした。



基本理念は
(1)省益を忘れ、国益を想え
(2)悪い本当の事実を報告せよ
(3)勇気を持って意見、具申をせよ
(4)自分の仕事ではないと言うなかれ
(5)決定が下ったら従い、命令は実行せよ



菅さん、聞こえてますか?
おじいちゃん、国難です。何とかもどってきてくれんか。
能無しの総理にかわって助けてよ。