「メガネ越し、傍目八目(おかめはちもく)、右も左もぶっとばせ!」
不良馬場の府中の直線でトーセンラーが
水をたっぷりと含んだ芝に足元をとられながら
馬群に沈んでゆく姿を目の当たりにした時
今年の私の春は、終わりを告げました。
またもや虚構から現実を見出すことなく
現実から虚構の世界へ引き込まれていったのです。
思えば一年前、エイシンフラッシュと
ローズキングダムによってもたらされた虚構からの旅立ちは
一度きりの幻であったことが、今、私の現実として
その両肩に重くのしかかっています。
すなわち今回、私は・・・・早い話が・・・・・
外したのです。あ〜ぁ悔しい!!!