「メガネ越し、傍目八目(おかめはちもく)、右も左もぶっとばせ!」




勘三郎さんに続いて団十郎さんか・・・・。
十二月の南座の顔見世の初めのころ
私の行きつけの鳥料理屋さんで
元気にお酒を召し上がってらしたそうなのに。



玉三郎さんが「未来にモヤがかかっているよう」といわれましたが
新歌舞伎座こけら落としをひかえて
歌舞伎界、松竹ともに窮地に立たされた感があります。



勘三郎さんと同世代の三津五郎さんから下の世代が、少し手薄な感じでしょうか。
どっちにしても若手の台頭が急務。
といっても、こればっかりは「そうしましょ」で出来るわけないし。
ファンの方も、しばらく暖かい目で見守る以外
このピンチを乗り切る方法はないでしょう。




でも、このような事は今回が初めてではなく
同じような困難をこの世界は克服してきました。
その日が来るのを信じたいと思います。 ご冥福をお祈りします。