特別なFA−095と福井旅

みなさんこんばんは。

今年は梅雨のわりに雨がそんなに降りませんね。

そんな今日この頃、先日連休を頂いていたのでフラッと福井に旅してきました。

ちょうどFACTORY900の青山さんとタイミングがあったので

せっかくなのでちょっとお邪魔してきました。



まずはFACTORY900のプロモーションビデオをご覧ください。

全部で四分弱です。

いかがでしたか?

FACTORY900の出来上がるまでがざっくりとわかるナイスなムービーでしたね。



今回はこのムービーの後半部分、フレームの磨きを実際に体験させて頂きました。


いろいろな工程を経て組み立てられた後

フレームのザラザラやぼこぼこを泥磨きと言う工程でおおまか綺麗にします。

それがおわったら今度は乾燥したバフマシンでツヤツヤに磨きあげる工程にやって来ます。

今回はその工程を体験してきました。

注意事項とコツを丁寧に教えてもらった後

ひたすら回り続けるバフマシンに注意深く面を意識しながらフレームをあてて磨いていきます。

力加減に注意しつつあててしっかりツヤ出しをしていきます。

何度かバフマシンの回転にもってかれてフレームをとばしたりしつつ時間をかけて完成。

やはりまわりのベテランの皆さんはスッ、スッとスムーズに一本ずつあっと言う間に仕上げてらっしゃいました。




いけたかなと思ったらフレームを洗浄して

乾いた柔らかい布で拭きながら磨き残しはないか、傷はないかをチェック。



じっくり見る。

いくつか磨きが甘い所や小さい傷があるのでやり直し。




チェックしたところを磨き直し。

この繰り返しで製品が仕上がって行きます。

私は一本を半日掛けて仕上げましたが

ベテランの皆さんは当然もっと早く磨き直しもほとんどなく

綺麗にスピーディに仕上げてらっしゃいました。



FACTORY900のフレームはデザインされてから

さまざまな工程を経て形になって行きます。

“こうじょう”というより“こうば”から世界につながっているFACTORY900のフレーム。

futures eyewearを掲げて作り続けてきたフレーム達はじわじわといろんな場所で広がり続けています。

これからもFACTORY900の見せてくれる夢にドキドキしながらご紹介できたらと思いました。




いやー、それにしても本当に青山眼鏡の皆様には大変お世話になりました。

磨きを教えて下さった先輩もお忙しいところを優しく丁寧に指導してくださいましたし

まわりの皆さんも温かく見守って下さいました。

また是非是非お邪魔したいと思った工場研修でした!









さて、ここからは特別なモデルのご紹介。

大阪のスイスこと河内長野にあるBAUM OPTICSさん http://baum-optics.com/ の周年記念別注モデルを

こちらでも取り扱えることになりましたのでご連絡ですよ!

オーナーの木下さんはナイスな大阪の兄さんって感じで

展示会で会う度「おもろい兄さんやなあ」と思っており、

そんなこんなで「こんなん作るけどどう?」と声をかけてくれはって、

「是非!」ということで当店にもやってきた次第です。

個性派ぞろいのFACTORY900のなかでもインパクトのあるFA−095を

スペシャルなカラーリングでやりきったFA‐095‐エメレションランチ05です。



ツノのようなブリッジが美しい。

“眼鏡で非日常な日常を演出する”

BAUMさんのポリシーをびしばし感じさせるフレーム。


横顔のワインカラーがほのかに色気を醸し出します。

裏地にイエローの柄をもってきたり、結構てんこもりにしてるのですがやらしくない。

さすがのさじ加減。


この写真でなにか違和感を感じた方はなかなかにするどい。



チラッと正面から。

あれ?

陰影かな?

どうかな?

これは是非実物をご覧いただかなくてはなりませんよ!


今回のこのカラー、折角だからとやりたい放題なカラーですので

通常パターンよりちょっとコストがかかってしまっております。

価格も少しだけ通常より上がりますが納得のクオリティに仕上がっております。

また是非店頭でご覧頂けたらと思いますよ。

そして福井から帰って来てからFACTORY900のフレームを見るたびに

「えーと、この面から磨き始めて、こんな感じの順番に磨いて行ったらいいかな」と

勝手に磨き妄想をする癖がついてしまいました。

お、恐るべし福井研修。





では、今日はこの辺で。