というわけで先日、友人のお店でこんなコート、買っちゃいました。
すごいやろ。歳末大売り出しのサンタクロースみたい。
周りの人は「まじか!」と、驚いてましたが
別になんてことはありません。
自分に馴染まそうとか 何かに合わそうとか、
ハナから思ってませんから平気です。
これが六十一歳で馴染む男がいたら、会ってみたいですね。
ようはこのコート買って、ケンカ売ってるだけですから。
これをを買ったのは、買ったことによって自分のセンスに
気持ち悪~い歪みが生じて、それが次の服のチョイスに
良くも悪くも影響をあたえる ターニングポイントになってくれれば。
そのために選びました。
これはメガネ選びにも相通じることですが
似合う似合わないではなくて、纏うか纏わないかなんです。
チョイスで失敗する時は、ものすごく欲しい欲しい状態になってしまった時や
何軒も店を巡って、長考一番やっと決まった時
たいがいハズレです。
こんなんでええんやろか、不安が残る、
そのときのほうが、周りの評判はいいもんです。
センスがいいとは「この服にこの色合わせ」が わかってるのではなくて
「自信満々のときは見送り 半信半疑はヒッティング」
が出来るかどうかです。
その店の友人が言ってました。
「お客さんのほとんどは気に入ったら、買う理由を探すが
迷ってると、やめる理由を探したがる」
逆をついてみてはいかがですか。