オーナー日記
まず、お皿に並べた鴨が運ばれてきます。
色はほとんど茶色。脂身はそんなにありません。
もちろんいろんな部位がきれいに並べてあります。
そして七輪を小脇に抱えてご主人の登場です。
ひととうりご挨拶が終わった後手元を見れば
硯ぐらいの大きさの黒い石版を持っておられます。
15×10ぐらいの長方形。
実は なんとこれで 六人すべての鴨を焼いていくのです。
まず部位をお箸で手早くさばきながら
「これはまあまあ こいつはやわらかいから 女性かな
あぁ こいつはいい これもいいなぁ」そう言いながら
誰にどこを食べさせるか考えておられる。
ぼちぼち石版に火が通ったころ、御主人 おもむろに顔を石版
10センチくらいに近ずけました。
そして「うん あと一℃」
私はおもわず「音を聞いておられるのですか」
御主人 その姿勢のままで
「いいえ 頬で温度を測ってるんです」
イッツ ショウ タイムです!