「くたばれ、眼鏡情報!人まね禁止」
書いてるやつらも素人だ!大丈夫!書を捨てて街へでよう」
            
 
いまでこそ コンセプトやセレクトショップなんて、洒落たこといってますが、
その頃のメガネ屋なんて、もっとも地味な商売の一つでした。

消費者は店員の言いなりで、又、店員もそっくり返って接客しておりました。
いまのようにエンドユーザーに情報がちゃんといきわたっていない時代だったのです。

白衣の下から開襟シャツの見え隠れするおっちゃんに
「どれが似合いますやろ」と相談するような時代でした。

でも、20年前はそれでよかったわけで、誰も疑問に思う人はいませんでした。
メガネ選びは、メガネ屋さんの言うことを良く聞いて,正しく選びましょうの時代だったのです。
そりゃ、メガネ屋のすき放題にされちゃいます。
そんな時代でした。だから、私のように、小心者の「ちょいへんこ」でも結構目立つことが出来たわけです。    続く。