「メガネ越し、傍目八目(おかめはちもく)、右も左もぶっとばせ!」
先日の競馬,「毎日杯」で武 豊騎手の落馬の映像を見て
凍りつかれた方も多かったと思います。
落ち方が嫌だった。
三十年以上前に、今の福永祐一騎手のお父さんで
大騎手の名を欲しいままにしていた
「天才 福永洋一」が阪神競馬場の四コーナーで
ターフに叩きつけられて脳挫傷のために
再起不能に陥ったのも、この「毎日杯」でした。
そのことを瞬時に思い出してしまったものですから
翌日の新聞が出るまで気が気でありませんでした。
幸い車椅子に乗った状態で病院に向かった
という記事を読んで、ホットしました。
春のクラシックを前にして残念とは思いますが
しっかり治して また元気な姿を見せてもらいたいものです。
しかし、前にも書きましたが、今年の三歳牡馬はホントにハイレベル。
こういう年には「三冠馬」のような突出したスーパースターが出るのではなく
GIごとに勝ち馬が変わるような、いわゆる熾烈な戦いが繰り広げられ
古馬との顔合わせになっても、若馬が一歩も引けをとらない
そんな馬が何頭も現れる、そんな世代になりそうな予感がします。