そんなに強いか?と思っていたサートゥルナーリアが
出遅れたとはいえ 完敗。
すべてがうまくはこんだロジャーバローズの勝利で
今年の三歳はダンゴレースの
様相をみせてきました。
さて、今週は日本の競馬史に残るようなレースに
なるかもの安田記念。
いやぁ そろいましたねぇ。ずらりと揃ったG1ホースの中に
とんでもないのが二頭。
三冠牝馬レースを圧勝し
三歳でJCを驚異のレコードタイムで駆け抜けて
挙句の果てにドバイターフまで制した
史上最強牝馬のアーモンドアイ。
そして故障明けのダービー以外はすべて完勝。
前走のマイラーズカップでは上り三十二秒二で
他馬に競馬をさせなかった
四歳世代の頂点に立つダノンプレミアム。
この二頭が府中の長い直線で、馬体を接する姿を思い浮かべると
あほらしくて 馬券なんて買ってられません。
スポーツとして お金のことを考えずに
ゆっくりと「鑑賞」させてもらいましょう。
ここ十年間で、最も役者の揃ったレースの
ひとつに間違いありません。
久しぶりに「結果を見るのが怖い」そう思わせる
第六十九回 安田記念です。