「メガネ越し、傍目八目(おかめはちもく)、右も左もぶっとばせ!」



四十九年ぶりに執り行われた祇園祭の「後祭り」、無事終了いたしました。
分かれて執り行われるため、人出の心配もされておられましたが
大船鉾の復活(蛤御門の変での消失以来、百五十年ぶり)もあって
先祭りと変わらないたくさんの人にお越しいただきまして大盛況。
沿道は久しぶりの後祭りを楽しむ観客で埋め尽くされました。





我が橋弁慶山は、栄えある先頭の巡行。去年までは二十何番かの巡行で
お客さんも暑さのためにややバテ気味でしたが
今年は一番初めの巡行ということもあって、皆さんの注目度はけた違い。
お伴してる私たちにもその視線の熱さが、痛いほどわかりました。
お山が無事町内に到着するなり、みんなで「後祭りええわぁ〜」の大合唱。






今回の後祭り復活をきっかけに 今、鉾町にお祭りを出来るだけ
「古来からの形」に戻そうという流れが生まれています。
数年後は烏丸三条から麩屋町を北上し、
京都の誇る名旅館「俵屋」と「柊屋」の間を通って
御池道りに至るコースが検討されています。




ムフフフフ・・・・
えっ?なにがムフフって?だってそうなったら
ステラ烏丸とロジータとオーグリー全店舗の前をお山が通過。
しかもロジータの門で十基すべてが辻回し。
こんな店、京都でうちだけでっせ!
光栄の至り。はよ決まらんかなあ!!!