「メガネ越し、傍目八目(おかめはちもく)、右も左もぶっ飛ばせ!」





先日、お休みの日に映画行って来ました。「再会の街で」。
よかった。こんなに心温まった洋画は、
今宵、フィッツジェラルド劇場で」以来かなあ・・・・。
全国で上映中(小劇場と思います)、京都は京都シネマにて。ぜひご覧下さい!



さて、今日からプロ野球がキャンプイン。球音とともに
春が近づいてくる季節になりました。




私、もうすぐ51歳になりますが、今から40年前のスポーツ界なんて
今みたいにサッカー、バスケット、テニス、ゴルフ、ラグビーなどなど
いろんなスポーツが放送され、また大人から子供まで 
見て、参加する時代ではありませんでした。




そのころのこどもたちのスポーツ(特に小学生)といえば、
野球しかなかっつたと思います。
今でこそ、いろんなスポーツ界にヒーローは存在しますが、
そのころの子供達の憧れは、野球選手しか存在しなかったといっても
過言ではありませんでした。




そして、そのころはジャイアンツが9連覇を果たした時代です。
私の記憶では、プロ野球を見だしたのが小学校3年、
それからずっと高校2年までジャイアンツが優勝していたのです。




見ている私達は勿論ですが、選手達もそう思っていた時代でした。
現にあの衣笠さんが引退後、
「あのころ、優勝はジャイアンツがするもんだとずっと思っていた」
とおっしゃっておられたほどです。




子供達もクラスの100%がジャイアンツファン、
信じられないことに阪神ファンなんて全て大人。
子供達は全員、Gマークの帽子をかぶっていました。




だから・・・・私たちの年代にとって、
長島茂雄王貞治の二人はまぎれもなく、「神」そのものでした。




イチローもすごい。そのキャリアは確かに二人をしのぐと思います。
しかし、私たちの年代にとって、二人は他の人と比較することなど出来ない
「別格」の存在だったのです。今でも変わりなく。
しかも私たちは幸運なことにその全盛期を目の当たりにしていることでした。




今回から数回に分けて、ONとその時代、そして そこで育っていった子供達をつづった
「ONと一緒にすごした子供達」をお送りいたします。