「メガネ越し、傍目八目(おかめはちもく)、右も左もぶっとばせ!」






祇園祭も無事終わり、わが店にも本格的な夏の季節の到来。
明日は東京から友人の浜尾朱美がやって来ます。
初代ニュース23のキャスターで、故筑紫哲也さんの横で
89年から97年までニュース読んでた。



もともと日刊スポーツで競馬のコラム書いてた彼女が
94年、ナリタブライアンの三冠達成の菊花賞の翌日
取材と趣味とを兼ねて入洛した時
店名を、地方競馬の名牝「ロジータ」からとった我が店に
ついフラフラと吸い寄せられて眼鏡を買ってしまったのが始まり。



私はわかってはいたけど、いっさい競馬の話はせずにその日は別れ
眼鏡を発送するときに手紙をそえて
「浜尾さんが今回、京都にお越しになったのは
淀の雨に咲く三千本の菊の花をご覧になるのが目的だったのでは・・・
七馬身差、強かったですね」



二日後、日刊スポーツのコラムに私の手紙が載り
一週間後に京都で一緒にご飯たべてました。
それ以来、彼女の競馬関係の著書に
「京都の馬好きの眼鏡屋のにーちゃん」で
たびたび登場しております。


ダービーもすんで明日はどんな馬談義に花が咲くやら。
楽しみです。