「くたばれ、眼鏡情報!人まね禁止」

書いてるやつらも素人だ!大丈夫!書を捨てて街へでよう




そのおすし屋さん「M」に入ったとたん、私達は
一瞬にしてタイムスリップしてしまいました。




そこはまさに、あの池波正太郎さんが描いたような
「よき昭和の時空」だったのです。
年季の入ったなんて一言でかたずけられないその空間には、
食べていただく側と、食べさせていただく側の
お互いの思い出が一杯に詰まって しかも、それが入ってすぐに分かるお店って、
めったに出会えるもんではありません。





ため息交じりで店内を見わたしました。
包丁の入った桶なんて、洗って、洗って、もう色が変わってます。




そして、そのカウンターの中におられるのは、おん年83歳になられる 
昭和の名浪曲師、広沢瓢衛門そっくりの(失礼!)御主人。
脇をかためるのは その娘さん。
またこのお二人のやりとりが楽しくって、
親父さんに娘がに突っ込んで、親父さんが打ち返して、
結局 娘さんが親父さんをやりこめる。親父さんはニコニコと嬉しそう・・・・・



え?肝心のお料理は?あわてなさんな。
次の回まで、待てしばし。      続く。