「メガネ越し、傍目八目(おかめはちもく)、右も左もぶっとばせ」 





さて、ぼちぼち「ステラ烏丸」の工事が始まろうとしています。
古い、しかも由緒ある町家なので、デザインも大変です。



今回、フォーナインズということでポイントは「大人がくつろげる空間」。
荒井氏も色々考えられたようですが、ポイントは母屋。
ここは木造なので真ん中に柱が三本、縦に並んでいます。
もちろんこれは撤去できません。



そこで彼は柱と柱の間にフェイクの柱を立て、七本の柱にしました。
離れは鉄骨なので、すべてフェイクの柱が四本。
鰻の寝床に十一本の柱が突っ立ってると思ってください。
(もちろん、この内のフェイクの八本は祇園祭の時は撤去)



その柱の上下の部分にシェードをつけてランプのようにして、
店の入り口から奥まで十八メートル、ずらっと並びます。
その柱の真ん中あたりにガラスの棚があって、三瓶氏の子供達が並びます。



壁側は石風の吹きつけのなかに、メッキを施したケースを
百二十八個埋め込みます。上からLEDで照らすと
メッキを施されたケースの中で三瓶氏の子供達が
乱反射して怪しく光る・・・・・らしいです。おたのしみに!